2018年2月28日

「ホラート -ディアトロフ峠の惨劇-」での収穫




ここ最近はホラーゲームばかりを楽しんでいます。
年末年始と2月前半にやっていたPSストアのセールで、ずっと気になっていた4本のホラーをまとめて購入しました。

「ホラート -ディアトロフ峠の惨劇-」
「2Dark」
「DYING: Reborn」
「INSIDE」

ホラートと2Dark、それにだいぶ前に買った「レイジングループ」はクリアしました。
レイジングループはホラーというか、ミステリかな。
今は「死印」をやっています。去年の夏ごろだったかな?買いました。
怖いのはもちろん、笑える所もあり、キャラ萌えもできる最高のゲーム。こんなにハマるとは。


ああ、ホラー充……満たされる~。
ホラーというだけで、よく調べもせずに飛びついて買ってしまう悪い癖は直らず、今回もアタリもあればハズレもある、はず。
まあそれもある意味、縁なので損したとかは思わないです。





まずは最初にクリアしたホラートの簡単感想。




数年前に「ディアトロフ・インシデント」という映画を観まして、初めてディアトロフ峠事件のことを知りました。
9人の大学生が雪山にて全員死亡した状態で発見された事件。未だ真相が解明されていない、非常に不気味で謎の多い事件です。


ホラートでは9人が行方不明になった後に主人公が訪れることになります(1人で!)

マップに座標が記してあり、これらの目的地を全て発見するとクリアなんです。





こう書くと何とも単純で簡単ですが、ええ確かに単純なんですが。
このゲーム、すっっっごく迷います。

方向音痴で地図を読むのも下手な自分は1つの目的地まで辿り着くのに、長時間ウロウロすることになり無駄に難易度が高くなる。そして酔う。
自分がどこにいるかも分からなくなり堪らなく不安、プレイしているうちに体温まで下がっていくような雪山の恐怖を味わえる。
なんでこんな辛いゲームをしてるのかな……と何回か思いました笑。

ゲームだと当たり前の仕様である「マップに自分の現在地が表示される」がホラートにはないのです。
ひとつ道を間違えると悲惨。
(自分は今、この辺りにいるだろう)と思っていた場所とは全くかけ離れた所にいると分かったときの気持ちね。少し呆然としますわね。




恐らくほとんどのプレイヤーが最初に訪れるであろう場所↓




私、迷わずに辿り着けたのはここだけですから!




一応、敵も出てきます。オレンジ色の怪物。
オレンジの奴が近くにいるとコンパスの針が狂いだすので、とにかくダッシュ。
ちなみにダッシュできる時間はサイブレのセバスチャン並み。
ただ一体しかいないし(ここオレンジの奴出るやろ)と予想がつくので、あまり怖くない。
むしろ鬱陶しいだけの存在。オレンジと落とし穴は本当に鬱陶しい。


このゲームで怖いのは得体の知れない主人公です。
エンディングで(ああ、そういうこと……)とうっすら正体がわかるくらいで、それまではただただ不気味な主人公。

しかも突然喋りだす。ほとんど喋らない人なので、集中して探索してると本当に飛び上がりそうになる。
夜中ヘッドホンしながらプレイしてて、何度もビックーンとなりました。
主人公の声はね、ワイルドな感じの凄みのある低い声なんです。

お前が一番のホラーだよ、と内心毒づいていたこの主人公。
声を演じていたのはなんとなんと、ショーン・ビーンでした。




こういう仕事もされるんですね。
急に魅力的な声に思えてくるこの単純さ。
もっと早くに知っていたら、ときめきながらプレイできたのに笑。
正直、この声がホラートの一番の収穫なのでは。



ゲーム自体は……んん~。面白く無いわけではないけど。
どういうゲーム?と聞かれれば「雪山で迷子になるゲーム」と答える。
ホラートはいくつかのポイントを巡り、各所に散らばっているメモを集めてヒントを貰って、さあ後は自分で考察しなさいというゲームでした。
たぶん「幸福な消失」のようなゲームが好きな人は向いているのではないでしょうか。

私は考察するのは得意じゃないしなあ。
そもそもメモを全部集めてないので、トゥルーエンドを見てません。
メモ集め、途中でしんどくなっちゃった。

真夏に涼を求めてホラート再開するかも?いやどうかな……。


ホラートの後にプレイした2Darkとレイジングループはすごく面白かった。
2Darkはトロフィーのために、やり込みしている最中です。
というか面白かったゲームの感想書かないで、微妙だったホラートの感想を書いてるの何でなの。今気づいたわ。




3月は楽しみに待っていたゲームが2本発売されるので、ホラーはしばらくお休みかな。
まあでも、未プレイのホラゲが手元にあると安心します。
プレイしようと思えばいつでもできるという安心感。ほとんど病気です。



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